法教育勉強会に参加してきました。

先日、法教育勉強会に参加してきました。

差しさわりのない範囲で備忘録として記します。

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講師はY先生。

  • 法教育授業は小6や中3で多い。
  • 著作権の要望が多い。
  • 著作権伝道師が日本行政書士連合会に。
  • 地域密着型の法教育を掲げている。学校や地域に即したもの。
  • 板橋区はキャリア教育やSDGsに注力。板橋区の歴史伝統を次世代に。
  • 行政書士資格は開かれた資格。環境に優しい仕事。
  • ドローンを扱った出前講座。ドローンがらみの法律を子供たちに。行政書士の資格の紹介にもなる。
  • 法律は合意形成の結果だということをグループワークで考えてもらう。
  • 昔と今の法律の違いを考えてもらったり。どんなルールが必要になるか、それぞれの立場で考えてもらう。
  • コロナでルールに縛られている。窮屈に感じているのではないか。ルールの大切さを伝える。主体的に。よりよいルールを作れることを感じてほしい。
  • 小6向けに「行政書士の仕事とカフェの開業」。板橋は個人の飲食店が多い。開業許可は行政書士が取れることを伝える。性別別役割分担をすり込みたくないので、職業のイラストをわざと逆にしたり。

〇とても良い取り組みだと思いました。それもジェンダー差別では、といううがった見方も考えられますが、最初はそうでも浸透すれば気にならなくなるのだと思います。

  • 「地域にはどんな仕事があるのかな」と、事前に子供たちに考えてもらっておく。
  • 許可が必要な仕事とそうでない仕事。なぜそうなのか。
  • やりたい仕事は浮かばなくても、やりたくない仕事は浮かぶ。

〇職業差別にならないか、少し気になりました。その職業をしている親もいるかもしれませんし。

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【意見交換】

  • 法教育経験者、板橋支部には少ない。
  • 中野支部は活発。
  • 子供たちにわかりやすい提案方法がいいのでは。人形劇などの見せ方も。
  • 行政書士ってどんな仕事?と事務所見学に来たいという話があった。
  • 自転車のルールを知らない大人が結構いる。信号無視、右側通行。自転車は車両法で刑事罰になるということを知ってほしい。
  • 身近な例を盛り込むのがよいのでは。
  • 小6や中3で教えるのはよい時期だと思う。友達の作品をパクったりというのはいけないよ、というのを植え付けるのはよい活動だと。
  • 行政書士のことは子供たちに知られていない。法教育を通じて知ってもらうのはよい。
  • 法教育は子供だけではないなと。自転車ルール。動画を見せて議論するのもよいのでは。
  • 著作権のプレゼン資料。子供用に作られているが、大人にもいいな。子供の問題は親の問題でもある。PTAとも親和性が。親と子の会話にも。
  • 行政書士って?まずは許認可が必要なのか。人は本来平等なのに、なぜ許認可が必要か。
  • 行政書士をそんなに全面に出さなくても。最終的に知ってもらえれば。
  • 支部で法教育はやった方がいいと前々から思っていた。教育にもはまるのでは。
  • 区から予算が出ている支部も。
  • 板橋区でやるならキャリア教育から攻めるのもあり。
  • コンテンツができてきた。そろそろ学校に個別にアタックしていくべき。
  • 法教育、板橋支部では進展しなかった。「儲からないでしょ」と。専門職ではない行政書士だからこそ。板橋区とタイアップと、区民の要望も取り入れて。
  • 許認可と法教育がどう結びつくのか。職業選択と絡めると難しいかも。
  • 身近なものを取り入れるのがよい。写真とかは子供の興味を引く。レジュメはわかりやすくていい。
  • 電動チャリのマナーがひどい人も。車に向かってくる。社会の秩序を守るためにルールがあるよ、というのを伝えたい。
  • 法教育を学校に営業しては。法教育の枠にとらわれずに。社労士が売り込みに来たことも。

〇年金の大切さを子供に知ってほしいという啓蒙活動だということでした。

  • 法的なセーフティネットがあるよ、ということを伝えたい。モンスターペアレントに対する法教育とか。

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行政書士会板橋支部でも、本腰を入れていくレイヤーに入っているのかもしれないと感じた勉強会でした。Y先生、皆さま、どうもありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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